『「普通がいい」という病』(泉谷閑示、2006)で著者が提案していた、「心の吐き出しノート」。
ここ1ヵ月ほど続けていますが、抑えていた感情は膨大だったらしく排出量に驚いています……
また、思い出した時に気が済むまで何でも吐き出すようにしていますが、感情を吐き出した後は信じられないほどスッキリ。
幼少期から他人に感情を話すのが得意ではなく、誰かに話そうとしても気を遣って疲れてしまうことが多いのですが…
ノートになら比較的ラクに感情を出せるうえ(慣れてくるとラク度もUP)、随分スッキリするので私にはこの方法が合っているみたいです。
でも書きましたが、この「心の吐き出しノート」に感情を排出する効果は、
ネガティブ感情を自分の意識の中に留めず、外に出すことによって、
「怒」→「哀」→「喜」→「楽」の順に、そして古い感情→新しい感情の順に、
「心」由来の深い感情が出てくるようになり、過去の感情が整理され浄化されていくことにあります。
古い「怒り」→新しい「怒り」→古い「哀しみ」→新しい「哀しみ」→古い「喜び」→新しい「喜び」→古い「楽しみ」→新しい「楽しみ」という感じです。
感情の種類は多々あると思いますが、大まかに分けるとこんな感じで、変わらないのは、始めに出てくる感情が「怒り」であること。
感情を抑圧したまま溜め込んでいると、イライラしたり、少しのことでも怒りやすくなったりするそうです。
それゆえ「心の吐き出しノート」に、過去の感情を出し切ることが必要だと思っています。
そうやって抑圧した感情を整理・浄化していくことで、心の底にある「心」由来の深い感情が、少しずつ無意識から意識に移行していく気がします。
すると、これまで意識できなかった感情を意識できるようになったり、やりたいことが出てきたり等さまざまな変化があるようです。
自分や過去の記憶と向き合う苦しい作業ですが…
「心の吐き出しノート」に、吐き出せるだけ感情を吐き出し続けようと思います。