「心の吐き出しノート」に感情を排出する効果は絶大

『「普通がいい」という病』で、著者の泉谷閑示氏が提案していた「心の吐き出しノート」。

ここ1ヵ月ほど続けていますが、抑えていた感情は膨大だったらしく排出量に驚いています……

また、思い出した時に気が済むまで何でも吐き出すようにしていますが、感情を吐き出した後は信じられないほどスッキリ。

幼少期から他人に感情を話すのが得意ではなく、誰かに話そうとしても気を遣って疲れてしまうことが多いのですが、

ノートになら楽に感情を出せるうえ、随分とスッキリするので私にはこの方法が合っているみたいです。

頭(浅い感情)ではなく、心(深い感情)に沿って生きることが自信をもつことに繋がる
『「普通がいい」という病』で、感情には「心」由来の深い感情と、「頭」由来の浅い感情の2種類があると知り、その内容がとても興味深いものだったので書いておきたいと思います。 「心」由来の深い感情とは まず、「心」由来の深い感情とはどういうものな

でも書きましたが、この「心の吐き出しノート」に感情を排出する効果は、

ネガティブ感情を自分の意識の中に留めず、外に出すことによって、

「怒」→「哀」→「喜」→「楽」の順に、なおかつ古い感情→新しい感情の順に

「心」由来の深い感情が徐々に出てくるようになり、過去の感情が整理され浄化されていくことにあります。

古い「怒り」→新しい「怒り」→古い「哀しみ」→新しい「哀しみ」→古い「喜び」→新しい「喜び」→古い「楽しみ」→新しい「楽しみ」という感じです。

感情の種類はもっと色々あると思いますが、大まかに分けるとこんな感じで、変わらないのは、始めに出てくる感情が「怒り」であること

食物を摂取すると不要なものは様々な形で体外排出されますが、同じように、感情も不要なものは排出する必要があるのでは?と思い始めています。

ただ、食物の場合は自然に体外排出される仕組みが整っていますが、感情の場合は意識して排出しないと、現代では無限に溜め込んでしまう模様…

そうやって不要なものを長年排出しないで溜め込んでしまうと、過剰なストレスが蓄積し、それが続くと病気になってしまうように思います。

だからこそ、定期的に誰かに話したり、そうでない場合は「心の吐き出しノート」を作ったりして、

過去の感情を出し切ることが必要なのだろうと思っています。

そうやって感情を整理・浄化していくことで、心の奥底にある「心」由来の深い感情が、少しずつ意識されていくような気がします。

そのうち、やりたいことや時間をかけたい対象が湧き上がってくるかもしれないので、今は、抑えつけていた感情を吐き出せるだけ吐き出そうと思います。

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