『毒になる母 自己愛マザーに苦しむ子供』に書かれていた各ステップを実行中

4年前、『毒になる母  自己愛マザーに苦しむ子供』(キャリル・マクブライド、2015)を読み、

その内容に衝撃を受けました。

当時はその内容を理解するのに精一杯で、、、

とてもじゃないけど本文に記載してあった、自己愛マザーの娘を癒す(自己愛マザーから卒業する)各ステップ、に取り組む余裕はありませんでした。

それが数年後の昨年末、持っている加藤諦三氏の本をまとめて読み返していたところ、毒母や毒親につながる内容があり、

改めてこの本を読み返したら、数年前読んだ時よりもすんなりと内容が理解できました。

そこで今なら、自己愛マザーの娘を癒す(自己愛マザーから卒業する)各ステップ、に取り組めるかもと思い、先日から取り組んでいます。

これまでは感情とともに幼少期の記憶を抑圧していたのか、幼少期の両親との関わりはあまり思い出せませんでした。

それが、当時見ていたアニメやドラマの主題歌を聞いているうちに、少しずつ思い出されてきたから驚き。

テレビは父が禁止していたので、父不在時や祖父母の部屋で見ていたようですが、耳が覚えているのがすごい…

耳に残っている音楽がなければ、当時よく食べていた味、当時嗅いでいた匂い、当時使っていたものなどが、記憶を呼びおこすきっかけになるかもしれません。

最初の頃は思い出せる量も少しでしたが、抑圧していた感情を少しずつ解放していくにつれて、

当時の感情とともに記憶も思い出せるようになってきました。

頭(浅い感情)ではなく、心(深い感情)に沿って生きることが自信をもつことに繋がる
『「普通がいい」という病』で、感情には「心」由来の深い感情と、「頭」由来の浅い感情の2種類があると知り、その内容がとても興味深いものだったので書いておきたいと思います。 「心」由来の深い感情とは まず、「心」由来の深い感情とはどういうものな...

『「普通がいい」という病』に書かれていたとおり…最初に出てきた感情は「怒り」でした。

それもかなり昔のもので重く、ものすごい量でした…

「心の吐き出しノート」に感情排出する効果は絶大
『「普通がいい」という病』(泉谷閑示、2006)で著者が提案していた、「心の吐き出しノート」。 ここ1ヵ月ほど続けていますが、抑えていた感情は膨大だったらしく排出量に驚いています…… また、思い出した時に気が済むまで何でも吐き出すようにして...

感情排出は上記方法で行っていますが、つらくて疲れるし時間もかかる作業で…

当時の感情にアクセスしているせいか、1番苦しかった頃と同じように手の平の皮がむけています…

これは、一生かかって取り組む作業なのかも。

ただ、つらいながらも各ステップを1つずつ、時間をかけて根気よく取り組んでいくことで、

少しずつ、これまで意識できなかった感情を意識できるようになってきた気がします。

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