以前勤めていた職場で、同僚に八つ当たりされた記憶が強く残っていたため、その人に関するマイナス感情がしばらくの間消えずにいました。
20歳近く歳上の人で、その業界での経験が長いようでしたが、八つ当たりしてくるだけでなく、気分屋かつ自己中心的な人で、
ある日突然私だけ無視してきたり(翌日は何事もなかったかのように元通り)、意味不明なマイルールを押し付けてきたりする人でした…
今考えると、幼少期にいた性格の悪い同級生みたいな人だったなぁと思います。
もちろん私の能力不足だったり、相手の感情コントロールが上手くいかなかったりストレスが溜まっていたりすると、普段は取らない行動や言動をとってしまう場合もあるかもしれません。
ただ、それがデフォルト状態だと、良い意味での鈍感力が強くないと同僚としてはなかなかやっていけない気がしました。
働いている間は仕事に支障が出ないよう、その人に対するマイナス感情は抑圧していましたが、
排出しないでいたせいか、退職後もその人に対する不快感情がなかなか消えずにいました…
そんな感情に支配されるのが時間的精神的にも嫌だったので、以前にも何度かやっていた下記方法で、
相手に対して無関心になるまで感情を吐き出し続けました。
それこそ、相手に対するマイナス感情が思い付かなくなるまで書いたと思います。
ただ当然ですが、当時の感情と向き合うことになるため、思い出したくない記憶が徐々に蘇ってきて…
感情を排出しきっている間も、排出した後もものすごく疲れました。
感情は、時間の経過とともに少しずつ薄れていくと思われがちですが、
抑圧したままでいると(負の感情が多いかと思います)、どんどん心に溜まっていく気がします。
その結果あまり好ましくないケースですが…何かの拍子に無関係の相手に対して、その感情を排出してしまう場合もあると思います。
無関係の相手にとっては本当に迷惑な話ですが、それでも当人にとっては、感情を排出できるだけマシなのかもしれません…
多くの場合は溜め込んだままで、時間があればその感情にとらわれていることが多く、何年、何十年経っても、当時の感情に支配されていることがあるからです。
そして、それが体や心の不調となって表れることもあるそうです。
今回もノートに感情を吐き出すことよって、少しずつ「負」から「無」の感情に変わっていった気がします。
マイナス感情を、直接相手に言うのはトラブルのもとですし、誰かと一緒になって陰口や悪口を言うのは嫌なので、「心の吐き出しノート」を知ってからはだいたいこの方法で感情をなだめています。
以前は、過食や過眠でそうした感情をなだめていましたが……
私にとっては一時的な対処法でしかなく、時間が経つとまた思い出してしまうことが増えたため、上記方法に頼るようになりました。
今後再びこうした感情に支配されたときは、同じように気が済むまで紙に感情を排出しようと思います。