時間の感じ方において、大半の人は歳を重ねるごとに速くなるようで、これまで出会った年上の方々はだいたいそう仰っていました。
ただ、自分が30代になって感じるのは、歳を重ねるごとに時間の流れがゆっくりになっていること。
特に、10代の頃は常に時間に追われていて、時間が足りなかった記憶があります。
毎朝・毎晩カレンダーを見て予定を確認しながら、「もう○月か」と思っていた気がします。
月130時間以上残業していた頃よりも、幼少期や思春期、学生時代のほうが忙しかった感覚はおかしいのでしょうが、
当時はそれが当たり前で、学校が休みでも何かしらの予定が入っていてストレスが異常に溜まっていました。
社会人になっても常に時間に追われて生き急いでいる感じでしたが、10代よりはマシだったと思います。
実家を出て、生活リズムが変化したことが大きかったかもしれません。
その後転職を経て、少しずつ時間に追われる感覚が薄れていきました。
30代になり、人生で最も時間経過がゆっくりしている気がします。
幼少期~自分のペースで生きられなかった分を、今取り戻しているような感じです。
もしかすると子どもを産んで育てていたら、「歳を重ねるごとに時間が経つのが速い」と感じていたのかもしれません。
またそうではなくても、今後もしかすると時間が経つのを早く感じる時がくるかもしれません。
葉祥明氏の言葉に、
それが好きで面白く
自分に合って楽しくやれる
そんな仕事を真剣に見つけなさい
そうしてこそ自分の人生を
真に生きると言えるのです
という言葉がありますが…
この言葉通り、自分に合って楽しくやれる仕事を見つけたら、時間経過を速く感じる可能性があります。