でも書きましたが、最近新たに思うことがありました。
それは、
自分を大切にすることは、大切に扱ってくれる人と過ごすこと
大切に扱ってくれない人とは、接触を最小限にすること
です。
もちろん自分が周囲の人々を大切に扱っている前提が必要ですが…
親、兄弟姉妹、パートナー、友人、地域住民、仕事関係者など生活上関わる必要がある人でも、
大切に扱ってくれない人とは、なるべく接触しないことが大切な気がします。
例えば、
- こちらの気持ちを尊重しない人、もしくは尊重しすぎる人
- 見下した態度をとったり、八つ当たりしてきたり、嫌がらせしてきたりする人
- パワハラ・モラハラ・セクハラをしてくる人
- 支配してくる人(思い通りに動かそうと操作してくる人)
などがそうです。
そういう人は心に抱えた憎しみが多く、我執で、他人への思いやりに欠けていたり、
他人に依存することで不安を解消していたりする場合が多い…ので、できる限り接触しないほうがいいと思っています。
そして、言葉では大切に扱っているように見えても、行動ではぞんざいに扱っている人もいるため…
しっかり観察して(これが重要)、行動で本心を見抜く必要があります。
過去を振り返ると、
- 幼少期から自分を大切にできず、自己破壊的な行動が多かった
- 幼少期から自分の感情がよく分からなかった
- そのため感情を言葉にのせて話すことが苦手だった
- 青年期以降、過緊張・過覚醒だった
- 青年期、3~4時間しか眠れない日が多かった
- 青年期、真夜中の田舎の道を走っていた
- 青年期、毎晩泣いていた
- 青年期以降、繰り返し燃え尽き症候群になっていた
等から、子どもの頃から自分を大切にできていなかった…と思える症状がいくつもありました。
子どもの頃、周囲に自分を大切に扱ってくれた人もいたはずなのに…
当時はそれに気づけるほどの心の成長ができていませんでした。
それは大切に扱われない環境に身を置いていると、それが当たり前になり、
大切に扱ってくれる人かそうではない人か、の判断能力が育たないからだと思います。
結果、子どもの頃に植え付けられた「大切にされない自分」を、大人になっても受け入れ続けてしまいます。
社会に出た後、誰もやりたがらない役割を自己犠牲的に引き受けてしまう場合などは、
子どもの頃、周囲の大人から大切に扱われなかったことで行った低い自己評価や不要な罪悪感を、
無意識に埋めようとしている可能性が高いです。
そうした状態から卒業するために、
大切に扱ってくれない人とは、接触を最小限にし、大切に扱ってくれる人と過ごすこと
が不可欠。
人的環境を整えることで、自分を大切に扱ってくれる人がどういう人なのかの判断能力も養っていけると思います。