HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシィティブ・パーソン)の略で、
感覚が敏感すぎたり繊細すぎたりして生きづらさを抱えている人のことだそうです。
世の中の5人に1人はこの気質を持っているそうですが、残りの4人はそうではないため一般的には理解されにくい気質だといわれています。
私がこの言葉を知ったのは、ほんの数か月前。
仕事にストレスを抱え続けながら長年働いてきましたが、あるとき偶然ネットで関連記事を読んだのがきっかけです。
その後、HSP関連のネット記事を読み漁るようになり、HSPの特徴を知るうちに、どうも自分はHSPではないかと思うようになりました。
それまではうつ病、燃え尽き症候群、自律神経失調症、総合失調症、境界性パーソナリティ障害など…
かいつまんだ断片的な情報で自分をとらえて、「ただ精神的に弱いだけ」と思っていました。
夫からも気質の弱さを指摘されていましたし、自分でもよく30年以上生きてこれたなと思っていましたから…
でも生きにくさの原因がHSPの可能性もあると分かり、少しホッとしました。
もしかすると過去に引っ越しや人間関係のリセットを繰り返していたのも、HSPと無関係ではないのかもしれません。
HSPであれば選ばないほうがいいであろう職種を長く選択してきたのも、生きにくさに拍車をかけていた可能性があります。
もしかするとHSPでない可能性もありますが…近い性質であることを認識しつつ、今後は生きていこうと思います。