周囲の人に八つ当たりされやすかったり、言われやすかったりする人は、悪質な人が多い職場では酷い目に遭う可能性があります。
私は要領が悪いのと、黙っていると大人しく見えるらしい雰囲気が、八つ当たり欲の強い人、攻撃欲の強い人のターゲットになりやすいようで、これまでに2度職場被害に遭いました。
ただ思い返せば、八つ当たりされたのは正社員としてバリバリ働いていた職場ではなく、いずれもアルバイトやパートなど立場が弱い雇用形態で働いていた時でした。
工場のアルバイト
数年前、ある食品工場でアルバイトをしていたのですが、そこにはお局バイトがいて何度も酷い八つ当たりをされました。
そのお局バイトは仕事はできるらしく社員から頼られていましたが、職場の雰囲気を悪くする能力に長けており、気性が荒いこともあって他のベテランバイトからも恐れられていました。
そんなお局バイトに目をつけられてしまった私は、同じことをしていても注意されるのは私だけ、という状況を何度も経験したり、ときには濡れ衣を着せられたりしました。
それでも良くしてくれる同僚がいたので何とか頑張っていましたが、働き始めて2ヵ月が経過した頃、
なんだか真面目に働いているのがバカらしくなって辞めてしまいました。
その食品工場には良い人も多くいましたが、八つ当たりしてくるお局バイトやその他人間性を疑う人もいたので、辞めて正解だったと思います。
給食のパート
数年前、給食現場で調理のパートをしていたことがありますが、その職場では八つ当たりが日常茶飯事でした。
ベテランパートによる、細かすぎるマイルールや重箱つつきなどがすごく、吐き気を覚えながら働いていた記憶があります。
それでも何とか頑張ろうと予習復習を繰り返していましたが、時間が経つほど自信を無くしていきました…
メンタル疲労が溜まり過ぎると自分の頭で考えられなくなるようで、徐々に仕事の中身よりも、ベテランパートの地雷を踏まないことばかりを考えるようになっていきました…
ただ人間、極限状態になると頭も冴えてくるようで、力を持っている人の気分次第で決まる職場のルールに、少しずつ疑問を覚えるようになりました。
一応我慢して2年勤めましたが、ある日、この職場で得られるものはないと悟って辞めました。
八つ当たり人間は気分屋
上記2つの職場を経験する前は、八つ当たりする人がほとんどいない職場で働いていたので、アルバイトやパートが主体の職場環境に存在する八つ当たり人間にうんざりしました。
私が出会った八つ当たり人間は、気分屋の方ばかりだったせいか、挨拶しても無視してきたり、恐ろしく自己中心的だったり、人間性を疑う言動・行動が目立ちました。
もちろん、疲れていると感情コントロールが上手くいかないこともありますし、プライベートでいろいろとストレスが溜まることもあるかもしれません。
でもそれらの八つ当たりを、自分より立場の下の人間に向かってするのは幼稚な行動な気がします。
日常的にそんなことが許される職場は今後も改善されない可能性が高いので、スルー力が高い人以外は近付かないほうがいいのかなと思いました。