遊びや睡眠に罪悪感を覚えていたのは、父からの洗脳だった

ここ数日、幼少期を振り返っているせいか、重い内容の夢を何度も見ています…

そんな中最近、亡くなった父親との関係が思春期以降はとても険悪だったことを思い出しました。

父は子煩悩だったと母から何度も聞かされてきましたが、物心ついた頃の父に対する印象は、

何でもできる優秀な人当たりの良い人間であったものの、社会的称賛を求める野心家で、馬鹿にされることを極端に嫌う神経症的努力家だったように思います。

そして、病気になる前は何かにつけて子どもだった私に、説教してきた記憶があります。

そんな父との接触で形成された価値観の1つは、「遊ぶことは悪いこと」。

父自身は子どもの頃テレビも見ていたらしく、いろいろなスポーツを楽しみ、

学生時代にはバンド活動もしていたため、なぜ子どもに遊ぶことを禁止していたのか理解に苦しみました…

そのせいだか分かりませんが、高校卒業後に1人暮らしを始めてから、まず始めにしたことは友人と遊びまくることでした。

ただ、「遊ぶことは悪いこと」という価値観を長年信じていたためか、20代の頃までは遊んでいる時間は常に罪悪感を覚えていました

それだけでなく、「寝ている時間は遊んでいる時間」という価値観だった父の影響で、睡眠時間を多くとることにも罪悪感を覚えていました

ただ、父が病気になり「睡眠は大事らしい」という考えに変わってから、その価値観から少しずつ解放されるようになった気がします。

ただ、長年支配されてきた価値観から卒業することは容易でなく、いまだに必要最低限寝ることでさえ罪悪感を覚えてしまうことがあります…

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