社会人となってから、仕事上の対人関係ストレス(多くは感情労働)を解消するために、平均的な日本人よりも睡眠時間を長くとってきたように思います。
が、それがHSPの影響だと気付いたのは最近になってから。
幼少期は親の影響と多忙な生活もあり、基本的には短時間睡眠人間でした。
ただ、短時間睡眠だとイライラしたり、衝動的な言動や行動をとりやすかったり、神経過敏になったり、メンタルが不安定になったり等、心身ともに支障をきたすことが多くありました…
どうやら、短時間睡眠は資質的に合わないようです。
最近自分がHSPだと知って、さらにはHSPは睡眠時間が長く必要なことを知って、ここ数年、長時間睡眠をとってきた自分を肯定的に受けとめられた気がしました。
「睡眠時間の必要量には個人差がある」という認識が、近年ようやく広まりつつあるので、長時間睡眠への理解も少しずつ得られ始めているかもしれません。
が、いまだ旧態依然とした考え方をもつ人もいて、そうした人が多い環境では、一般的と思われる睡眠時間以上をとることへの批判的風潮も根強いと思います…
特に日本社会ではその傾向が強く、子どもの頃から滅私奉公的メンタルを叩きこまれるので、長時間睡眠を必要とする人々にとっては、まだまだ生きにくい社会なのかなと思います。
今後社会がどう変化していくのか分かりませんが、長時間睡眠をとることへの批判的風潮が無くなり、長時間睡眠人間でも短時間睡眠人間でも、生きやすい社会になることを願っています。