親の自己愛からの脱出

最近読んだ毒親の本で、数年前から親に感じていたモヤモヤした感情が、親の自己愛によるものだと分かりました(たぶん)。

同時に、親の自己愛が私のこれまでの人生に大きく関わっていたこと、そして私も自己愛状態にあることが分かったので、これ機に自分の中にある情緒的に未成熟な部分と対面して、自らの自己愛状態から脱しようと思い始めました。

母との距離感に悩み始めたのは、社会人になって数年してから。私が10年間の1人暮らしから、仕事に疲れて実家へ戻った時のことです。疲れ切っていた私を、世間体から母は邪魔者扱いすると同時に、行きたくもない海外旅行へ同行することを強制してきました…

自己愛の強い母は自分の気持ちを優先するので、娘がどう思うかは関係ないそうですが、今考えるとその時まさに(それ以降も)そうだったのかなと思います。

幼少期から水泳やピアノを強制的に習わされたり、着たくない服を着せられたり、食べたいお菓子を隠されたり…私の意思を尊重してくれない母親の行動そのものが悲しくて辛かったです。

両親揃って真面目で細かく神経質な性格だったことを認識したのは夫と結婚してからで、幼少期から自宅でも完璧な自分を求められていたこと、それが自分にとってかなりのストレスになっていたことに最近ようやく気付きました。

当時の体が常に緊張していてリラックスできない状態だったのは、そのせいだったのかもしれません。当時の親は自分たち自身の心身を守るので必死で、子どもたちの気持ちに気付く余裕などない状況のように感じましたし見えました。

そうした事実に気付きたくなかったから、親の前でさえ自分の気持ちを取り繕う必要があったのかもしれませんが、そのせいで徐々に自分の感情が分からなくなっていった気がします。「家族のために自分が犠牲にならなきゃ」って無意識に思っていたのです。

それが分かってくると、これまではずっと両親の人生を生きていたのかも、と思えるようになってきました。それまではかたくなに、自分が選んだ人生、なんて思っていたのですが。

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