カープの野球で点が取れない!チームのアイデンティティを捨てる博打的戦略をとれるか

敵地に入り連敗中のカープ。こういう流れを断ち切るには、何か博打的な戦略が必要です。

セリーグ球団にはない、走行守+捕手が揃った完璧ソフトバンクを見ていると、やはりパリーグ内で熾烈な争いを勝ち抜いてきたチームだけあるな、という印象を受けます。

確率的にいうと、初戦が引き分けだった日本シリーズでは、先に2勝したチームが優勝することが圧倒的に多いそうです。

そうですか・・・と少しショックを受けますが、それでもこれまでの4戦を観てきて、あのベイスターズと戦っている時のような嫌な感じは不思議とないものです。

確かに、丸が不調、甲斐に盗塁を完全に阻止されてカープの野球ができない、リリーフの働きが物足りない、等々敗戦要因はいくらかあります。

しかし、戦う前に予想していたソフトバンクVSカープなんて、アメリカVS日本くらい差があるけど・・・ほどに苦戦している感はなく、投手をはじめとして善戦している感があります。もちろん、それだけの周到な準備をしてきたのだと思いますが。

ただ点を取れなければ勝てない。

致命的なのは、ソフトバンク投手を打てていない訳でなく、カープの野球で点が取れていないことです。だからしつこく選手を替えては何度も走らせますが、昨日までですでに6回全部失敗しています。

ゆえに、ここで走るのをやめカープの野球を一旦御休みする、というチームのアイデンティティを捨て去るような博打的戦略をとれるか?が、このソフトバンク相手の日本シリーズの勝運を分けると思います。

もちろん、長年のカープファンにとってそんな戦い方は許しがたいでしょう。また、盗塁王3回の緒方にとってもそんな戦い方で勝つくらいなら・・・と思ってしまうでしょう。

でも、後がない短期決戦で、負け試合を繰り返すような戦い方では、翌日以降の試合でも同じ結果を招く可能性が高い。

シーズン中であればカープの野球にこだわり戦っていくことは不可欠だったでしょう。しかし、今は日本シリーズ。相手チームには、カープの野球を絶対にさせない・流れを渡すまいとする、絶対的捕手・甲斐がいます。

その甲斐からの盗塁成功にこだわり続けていれば、あっという間に日本シリーズは終わってしまうでしょう。

確かに、今ここで戦い方を変えるのは、選手の士気にも関わるゆえある意味博打。

が、それをしなければ34年ぶりの日本一はありません。相手が西武であればカープの野球を貫けたかもしれませんが、相手が違えば戦い方も変える必要がある。

第5戦のカープの戦い方が気になります。

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