これまでを振り返ると、キャパオーバー状態のときは、だいたい思考停止になっていた気がします。
そして同時に、
- 仕事ができなくなる
- 言語的コミュニケーションが上手くとれなくなる
- 自然と涙が出てくる
- 眠れなくなる
- やる気が出なくなる
- 1人になりたくなる
などの症状が出ていました。
思考停止で仕事ができなくなり、コミュニケーションが上手くとれなくなり、過剰なストレスがかかり続けた結果、涙が出てくるのですが、、、
交感神経優位のためにあまり眠れなかったり、眠れても浅い睡眠状態が続く状態になったりして、結果、日中やる気が出ないという悪循環が起こっていました。
キャパオーバーになる原因を、過去に照らし合わせて考えてみると、、、
- 自分の能力とはかけ離れた環境に置かれ、努力してもその環境に改善がみられないとき
- 他人のペースで忙しすぎる状態になっているとき
が多いと気付きました。
いわば、処理能力が追い付いていない状態 です。
それでも、十分な睡眠をとれていれば違ったのかもしれませんが、そういう状態のときはいつも以上に睡眠がとれていませんでした。
「量」にしても、「質」にしてもです。
「量」は、忙しかったり、交感神経優位の状態が続いていたり、十分な睡眠をとることを批判される環境に身を置いていたりすると、とることが難しい面があります。
「質」に関しても、交感神経優位の状態だとせっかく眠れても夢を見ることが多くなり、良質な睡眠をとりにくい場合があります。
それらを踏まえると、過去のことでも「あれは思考停止していたからだったんだな、、、」と思えることがいくつかありました。
その1つが、学生時代付き合っていた恋人と、言語的コミュニケーションが上手くいかなかったこと。
その人から、「友達と比べて理解が遅いから、会話のテンポが悪い」みたいなことを言われたことがあり、、、
それは、自分の頭が良くないせいだとずっと思っていましたが、、、
それだけでなく(それもあると思いますが…)、今考えると慢性的な睡眠不足も原因だったのではないかと思うのです。
生活費や学費を稼ぐのに忙しかった当時、寝る間を惜しんでアルバイトに時間を割いたり、専門分野の興味関心事に時間を割いたりして、恋人の優先順位はわりと低かった、、、
にもかかわらず、今以上に自己肯定感が低く、恋人から必要とされることで自分の価値を見出したり、確認したりしていた所があったので、なかなか別れられなかったんですよね、、、
結果、恋人との会話は、自分の不安を解消するためだったり、自信の無さをカバーするためだったりで、相手の気持ちに寄り添うことは最後までできなかったな、、、と思います。
当時、本来時間を割くべきだったのは、睡眠そして自分と向き合い、自分と会話をすることだった。
高すぎる理想を掲げて鬼努力するよりも、自分の器に合った生活を送るべきだったのだろうと思います、、、
それなら、処理能力を超える状況にならず、キャパオーバー状態にはならなかったはずで。
そして、その結果出会えた相手となら(出会えたのかは不明ですが)、多少はマシな言語的コミュニケーションをとれていたかもしれません。
処理能力が追い付いていない状態が長期的に続くと、自分が苦しいだけでなく、周囲や大切な人まで苦しめる可能性があるので、、、
じんわりと幸せを感じられるような、心穏やかな生活を送っていきたいです。